KIYO
CAREER MODEL02

竹原 由枝YOSHIE TAKEHARA

堀止支店 営業課長
2005年入行
経済学部 経済学科 卒

CAREER HISTORY

2005年/入行1年目東和歌山支店 
業務課(窓口業務)
2008年/入行4年目六十谷支店
業務課(窓口業務)、営業課(個人担当)
自分の幅を広げるため、
アテンダントコースから
マネジメントコースに転換。

業務課(窓口業務)では、預金口座の新規作成や、普通預金の入出金、振込、税金の支払いなどの受付を担当していました。その後、仕事の幅を広げたいと思い、アテンダントコースからマネジメントコースにコース転換。六十谷支店の営業課では、主に窓口へ来店される個人のお客さまに対して、マネープランや相続に関するアドバイスや、お客さまに応じたポートフォリオ (金融商品の組み合わせ)の提案を行うことになりました。しかし、担当になった途端にリーマン・ショックで株価が大暴落。世界的な金融危機のなか、政策金利が引き下げられ、その対応に追われる日々が続きましたが、当時の経験は今に活きていると感じています。

2009年/入行5年目営業統括部
資産運用推進担当・研修担当
(本部FA業務を兼務)
研修内容を自分で考え、
形にしていく。

入行5年目で初めて本部配属となり、リテール営業(個人のお客さまを対象に資産運用などの提案から販売まで行う業務)に関する行員の研修を担当しました。営業店と本部では仕事内容がまったく違うため、最初は戸惑いも多かったです。ただ、研修内容など自ら考えたことがどんどん形になっていくことが嬉しく、やりがいを感じました。また、同部署において、新たに本部FA(ファイナンシャルアドバイザー)制度が立ち上がり、本部FAを兼務。営業店の営業担当者とお客さまのところへ帯同訪問し、運用商品などの販売支援を行うとともに、行員の育成・指導にも尽力しました。忙しい毎日でしたが、限られた時間のなかで効率的に仕事をすることを心がけていました。

TURNING POINT

2011年/入行7年目LIFE出産(第一子)のため、
産休・育休を取得
「誰かのために仕事をすること」
を知った。

結婚・出産を経て、仕事に対する考え方が変化したように思います。それまでは、純粋に自分のために仕事をしていましたが、自分に守るものができてからは、誰かのために仕事をするという考え方もあるのだな、と気づきました。仕事に出ると子どもと過ごす時間が少なくなりますが、だからこそ一緒にいるときは目一杯愛情を注いで触れ合います。また、家族の協力があって私は働くことできているので、仕事をしている時間をとことん大切にしようと思うようになりました。そしてもちろん、上司や同僚のサポートにもずいぶんと助けられています。「誰かのために」という視点を得たことは、私にとって大きな転換点になったと思います。

2013年/入行9年目出産(第二子)のため、
産休・育休を取得
2014年/入行10年目産休・育休より復帰
箕島支店 
営業課(個人担当)
周囲の人にほどよく頼る。

第二子の産休・育休から復帰後、営業店(箕島支店)に異動となり、営業課で個人営業を担当しました。仕事と家事・育児を両立させること、また、営業として結果を出すことに必死で、当時のことはあまりよく覚えていません(笑)。ただ、成績優秀店舗として支店表彰を受け、チーム一丸となって目標を達成することに喜びを覚えました。ひとりでできることなんて限られています。個人としても賞は受賞しましたが、支店としての受賞のほうが何倍もうれしかったです。これも家族ができたことによる心境の変化なのかもしれません。復帰直後はすべてにおいて全力投球でしたが、「周囲の人に、ほどよく頼る」というスタンスを少しずつ身につけていきました。

2017年/入行13年目堀止支店 
営業課(個人担当)

TURNING POINT

2020年/入行16年目堀止支店 
営業課長(個人担当)
応援してくれる人が、
そばにいてくれる。

堀止支店で営業課長に就任しました。課員の育成や進捗管理などを行いながら、自ら担当するお客さまに対しては資産運用など幅広い提案を日々行っています。また、支店で1名任命されるPB(プライベートバンカー)を兼務し、富裕層向け仕組債など特定商品の販売も行っています。果たして私に課長職が務まるのか、最初は不安もありました。ただ、周囲の助けも借りながら、お客さまに満足いただくため、支店として目標を達成するために、日々奮闘しています。銀行は何年かごとに異動があり、働く場所や一緒に働く人は変わります。ただ、どんな環境下であっても、目の前の仕事に一生懸命向き合っていれば、良き理解者、応援してくれる人が必ず現れます。その人たちのおかげで、今の私があると思っています。

これまでを振り返って

学生の皆さんへのメッセージ

結婚・出産を経ても、
第一線で活躍できる。

これまでにお世話になった人たちに恩返しする意味でも、お客さまのために、紀陽銀行のために、さらに成長していきたいと考えています。この十数年の間に、結婚や出産など、人生の一大イベント(しかも出産は2度!)を経験しましたが、それらを経ても第一線で働かせてもらえている、この環境は本当にありがたいなと感じます。皆さん、銀行に対してお堅い印象を持たれているのではないでしょうか?実際、私も入行する前はそうでした。お客さまの大切な資産を取り扱うため、責任感や正確性が求められる堅い仕事ではあります。ただ紀陽銀行は前向きに仕事に取り組んでいれば、年齢や性別に関係なく、様々なことに挑戦させてくれる組織だと、私は思います。